スピリット
  ーステージの精霊ー

プロット






オープニング

         クラブのショーシーン。始まりだけど、フィナーレ。
         明るく、華やかに。出来れば少々色っぽく。


出会い

         ショー終了後。一人客席に残ったマギーと、スピリットの出会い。
         優しい心の交流。


レッスン 1

         レッスン開始。少しコミカルに、二人のレッスンが始まる。
         得意なこと、苦手なこと。どうしたら出来るのか…!!


採用試験

         オーデション、舞い上がり気味のマギー。
         ダンスは得意で、クリア。苦手な歌で緊張。
         スピリットの励ましで、頑張って合格。


初めてのショー

         オープニングとは、もちろん別のナンバー。
         明るく元気に、スピリットも混じってのシーンに。
        (スピリットは、マギー以外見えていないから、
        組まない、絡まない。)


別  離

         看板スターのコンビ解消。
         アダルトな二人の、セクシーでセンチメンタルなデュエットを。


恋 それとも…?

         マギーはポールへの憧れを、スピリットに話して聞かせる。
         スピリットは、分かっているのだけど、何となく辛い、悲しい。


マギーの幻想

         マギーが語る内に、ポールとベスが踊っている。
         そして、ポールがいつの間にか、スピリットと入れ替わる。
         戸惑うマギー。いつの間にか彼女も加わっていく。
         四人が入り乱れてのダンスシーンに。
         最後に、普段着の(ダンスの間は別の衣装。)ポールが、
         マギーに、声を掛ける。夢から覚めた感じ。
         気まぐれなのか、単に調子がいいのか、その場でマギーを、
         パートナーに指名する、ポール。
     夢から覚めても、夢…!?


夢が現実に

         マギーがスピリットに報告する。
         淋しいけど嬉しいスピリット。
         彼とマギーの最後のレッスン。(マギーはそんなこと知らない)
        「僕を見て。忘れないで…。」
         切ない想いの、でも爽やかなデュエットダンスを。
         終わってから、スピリットは何処かへ去ってしまう。


看板スター・マギー

         クラブのスターになったマギーと、ポールを中心にしたショーシーン。
         今ではスピリットの事は思い出になりつつあった。
         ショーが終わって、ポールのTV転向の話になる。
         何の反応も見せない、マギー。(組んでみて、夢は夢だと知った。)
         ポールは相変わらずで、
        「僕が君を育てたのだから、僕が居なくても大丈夫…。」
         と、マギーの気持ちが離れていることに、気づきもしない。
         しかし、ポールの言葉に嫌でもスピリットを思いだして、
         その存在の大きさを、改めて感じていた。


ショーが、終わった後で…

         真っ暗な客席。今ではスターのマギー。
         でも、ひとりぼっち、あの日以来スピリットは姿を見せない。
         そんな所に、一人の青年が現れる。
         スピリットにそっくりで、帰ってきたと喜ぶマギー。
         違うと、焦る青年。
         彼はいわゆる、昔のマギーと同じであった。
         スピリットの言葉を思いだして、マギーがレッスンをしてあげると
         青年の手を取って連れて行く。若い二人の前には、明るい未来が。
         照明落ちるギリギリの所で、青年振り返ってウインクor投げキスを。
        (やっぱり、スピリット…!?)


フィナーレ

        マギーと青年の、ショーとしても良いし。
        出演者の、得意ナンバーでも、自由に華やかに。







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